関西から南ではサイラ、サエラともよぶ。
夏の終わりに
産卵のため寒流にのって北海道、青森、房総沖へと南下してくる。
一部は徳島県あたりまで達するが
北のほうのものが脂がのっているので
おもな漁場は房総以北。
赤身の脂の多い魚の典型だが
脂の量は大きく変動し
10月ごろに三陸沖でとれるものの脂肪量は20%に達する。
脂肪量のDHAとEPAがたくさん含まれ
高血圧・高コレステロール血症・中性脂肪を改良し
脳卒中や心筋梗塞を予防する、抗がん、痴呆症の予防
アレルギー症状の改良などの効果がある。
脂溶性ビタミンであるあるビタミンAは
サンマの場合レチノールが多く、目の疲れをとり
粘膜や皮膚を強くするはたらきがある。
ビタミンB12も豊富、神経系を正常にはたらかせるとともに
葉酸と協力してヘモグロビンの合成を助け赤血球をつくる。
脂肪を活かせた、塩焼き、鉄板焼きがよい。
ダイコンおろしや、ユズ、スダチなどの柑きつ類は
特有のくさみと内臓の苦みを消す効果がある。
刺身にはごく新鮮なものだけを用い、ショウガじょうゆで食べる。
脂の少ないものは、酢でしめたり、姿ずしにしたりする。
安いサンマが大量にに手に入ったときには
背開きにして生干しにすると、水分が蒸発し、肉質もしまって
生を焼いたものとはまたちがうおいしさがある。
目のきれいな太めなものを選ぶ。
光りぐあいのよさも目安。
旬は秋。
口先と尾が黄色くなっているものは
とくに脂ののりがよい「大漁サンマ」のしるし。
開きみりん干しは3〜4日は保存できるが
脂焼けしないうちに食べる。
直火で焼くと発がん性物質ができると問題になったが
毎日食べなければ危険はない。
また
サンマ自身に抗がん作用があるとともに
ダイコンおろしやレモンを添えると
発がんを抑えるはたらがある。
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